こんにちは。bibiです。
あなたの猫ちゃんが困った行動をした時にどんな風に対応をしていますか?
間違ったしつけ、罰を与えるしつけは効果がないどころか、猫ちゃんとの関係が悪くなってしまう可能性もあります。
大きな音を出したり、罰を与えるなど、猫ちゃんは罰を受けたからといって反省しません。
大きな声は嫌い!
びっくりしちゃうよね
「なんでこの人は嫌なことをしてくるんだろう?」とこんなふうに思っています。
猫ちゃんは嫌なことをしてくる人のことを嫌っていきます。
そして怯えるようになっていきます。
私たちも可愛い猫ちゃんを叱るのは心が痛いですよね。
では、どうしたら叱らずにいけない行動を辞めてもらえるのか、そもそもいけない行動をしないで済む方法はないのか解説していきます!
テーブルに登る
テーブルの上には、飼い主さんのご飯が並んだり、猫ちゃんにとっても魅力的な場所なのかもしれませんね。
でも、やっぱり食べ物がある所には極力乗って欲しくないですよね。
うちのbibi猫さんはシンクの上も大好きで、鶏肉や魚を調理してるとスンスンしに来てしまいます!
テーブルの上に登ってほしくないのであれば、その近くにそこを見下ろせるようにキャットタワーを置くといいでしょう。
うちも、テーブルの横にキャットタワーがありますが、食事をしていてもテーブルには乗らずに、高い所から見下ろしてきます。
どうせ人間のご飯はもらえないし
ここのが見渡せて気分いいのにゃ🎶
キャットタワーの方が、高くて魅力的に感じればテーブルの上には登りたいとは思わなくなるでしょう。
トイレじゃない所で排泄してしまう
そもそも猫にとって、オシッコはトイレじゃないところでもするのが普通です。
オシッコをしてほしくないならその近くにトイレを置いたり、トイレの数を増やしてみましょう。
ベッドの近くにトイレを置くとか、ベッドに猫ちゃんがオシッコしたくないように、ビニールを置いたり、柑橘系の香りを付けたりしてみるのも効果的です!
原因を考える
・ストレスや不安による「マーキング行動」
・トイレの環境が快適ではない
・新しい環境への適応ができていない
・膀胱炎などの身体的な疾患
原因はいろんな事が考えられますが、適した対処法を実行すれば、改善していきます。
我が家のbibi猫さんは恐らくストレスだと思うのですが、私の布団の上でするようになってしまって大変な思いをしたことがあります。
猫のオシッコはとても匂いがきついので、何日も布団を干してそれでも取り切れず、あとは諦めました…。
その時は、トイレの砂を嫌がっているように感じたので、鉱物系の細かい砂から木タイプの少し粒の大きい物に変えてみました。
ですが、独特な匂いがして全然使ってくれませんでした。
ペットシッターをしている知り合いに相談すると、布団のような柔らかくて染み込んでる感覚の所でしたいのかもしれないと言われたので、砂を無くして、ペットシーツだけにしてみました。
すると、段々使ってくれるようになって、今では布団を狙ってる様子もなくなり、一安心です。
このように、原因を考えて正しく対応していけば、必ず良くなっていきます。
ダメなところで爪研ぎ
猫ちゃんは本能的に爪とぎをする習性があります。
でも、大切な家具や壁を傷つけられては困りますよね。
そこで、猫ちゃんの爪とぎ行動を上手に管理する方法をご紹介します。
爪とぎの理由を理解しよう
猫ちゃんが爪とぎをする理由は主に2つあります。
・爪の手入れ
猫ちゃんは爪を研ぐことで古い角質を取り除き、爪を健康に保っています。これは本能的な行動なので、爪とぎを禁止するのは難しいでしょう。
・縄張り意識の表現
爪とぎの跡は、自分の縄張りを主張する目印になります。これも猫ちゃんの本能的な行動なのです。
この事を理解してあげると、いけない所で爪を研いでしまっても感情的に怒ってしまうようなことは減るんじゃないでしょうか。
猫ちゃんの爪とぎ本能を満たしつつ、家具や壁を守るには、適切な爪とぎ場所を用意することが大切です。
・専用の爪とぎボードやスクラッチャーを設置する
・垂直な面や段ボールなど、猫ちゃんが好む素材を使う
・爪とぎ場所に猫ちゃんの匂いをつけて、そこが爪とぎ場所だと認識させる
爪を研いでほしくない所には、その近くに爪研ぎを置いてみましょう。
こんな感じで、爪を研いでもいいものを置いて、してほしくない場所は猫ちゃんが「ここではしたくないな」と思えるようにしてあげましょう!
ダメな場所、してはいけない場所を猫ちゃんが嫌がるようにして、代わりにしてもいい、OKだよというところを作ってあげると良いです。
爪切りも忘れずに
定期的な爪切りも、爪とぎ問題の解決に役立ちます。
・爪が伸びすぎると、家具を傷つけやすくなる
・爪切りは慣れが必要なので、子猫のうちから始めると良い
・爪切りの際は、猫ちゃんを褒めたり報酬を与えたりして、ストレスを与えないよう気をつける
猫ちゃんの爪とぎ問題は、猫ちゃんの本能を理解し、適切な対策を行うことで解決できます。
専用の爪とぎ場所を用意し、定期的な爪切りを心がけましょう。
噛んだり夜に起こす
これは飼い主さんがやらせてしまっている可能性があります。
猫ちゃんは本来、よほどのことがない限り噛んだり起こしたりしません。
飼い主さんがたまたま猫に噛まれた時や起こされた時、猫ちゃんにとって嬉しい反応をすると、猫ちゃんは繰り返し噛んだり起こしたりします。
人間の子供がおもちゃが欲しくて泣いていたらおもちゃをもらえた、これと同じことが猫ちゃんでも起こるわけです。
だから一回飼い主さんを夜に起こしたらおやつをもらえた、次も起こしてみようというわけです。
これを解決するために叱ったり叩いたりしても効果はありません。
一時的にはやめるかもしれませんが、間違いなくすぐ繰り返されるでしょう。
では、どのようにして対応すればいいのでしょうか。
噛まれても起こされても無視して反応しない
噛まれたり起こされても反応しない事です。
絶対に反応しないでいると、猫ちゃんは諦めます。
しかし、一度噛むようになったり起こすようになった猫ちゃんは、「消去バースト」と言って一時的に要求が激しくなります。
「噛んだらおやつもらえた」「起こしたらおやつもらえた」からもっと続けてみようかなと猫ちゃんは思うのです。
それでも頑張ってこれを耐えていると、いつか猫ちゃんは諦めます。
もしかしたら2週間かもしれないし、どのくらいかかるかわかりませんが、耐えましょう。
原因を見つけてあげる
猫ちゃんは飼い主さんのことがイヤだとか嫌いだから噛んで起こしているわけではありません。
何かしてほしいから噛んで起こしているのです。
もっと遊んでほしいのか、ご飯が欲しいのか。
『反応しないも』大切ですが、『猫ちゃんの要求を満たしてあげる』ことも大切です。
遊んで欲しいなら、猫ちゃんが起こす元気もなくなるくらい遊んであげてください。
ご飯の場合は、たくさんあげるのではなく、回数を増やしましょう。
合計の量は一定で、回数だけ増やしてあげる。
もともと野生の猫ちゃんは、一日に10回とか20回とか、ご飯の回数を分けて食べていたので、いっぱい分けてあげる分にはOKです。
起こされる場合は、夜にご飯を出すと良いかもしれません。
「ダメ」だけじゃなくて、「良いよ」が大切なんですね。
『噛むのはダメだけど、噛む必要がないくらい遊んであげる。』
『起こしても無視するけど、起こさないくらい遊んであげる。』
猫ちゃんに変わってもらうのではなく、飼い主さんが変わりましょう。
ちなみに、子猫の時は噛みます。これはしょうがないです。
でも、この時から反応しない事が大切です。
反応してもらえると思っちゃうんですね。
大人になったら減ってきます。それはそれで少し寂しいんですが…。
猫ちゃんは、猫ちゃんにとって嫌なことをしたら噛みます。
例えば、猫ちゃんが嫌がっているのに撫でたり、触ろうとしたり。そういう時は噛まれます。
猫ちゃんは自分の体を守るために噛むのです。
なので怒って猫を怖がらせるというのは、決して良い解決策ではありません。
嫌々猫の間違ったしつけと正しいしつけまとめ
猫ちゃんの困った行動として、
・テーブルに登る
・トイレじゃない所で排泄してしまう
・ダメなところで爪研ぎ
・噛んだり夜に起こす
などが挙げられるのではないでしょうか。
どれも人間にとっては困った行動でも、猫ちゃんにとっては当たり前の事だという事を十分に理解してあげましょう。
その上で、いけない行動を「辞めさせる」のではなく「やらなくていい」という状況にしてあげましょう。
猫ちゃんの習性をきちんと理解してあげれば、猫ちゃんに嫌われてしまったなんてショックなことは起こらないで済みそうですね。
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