こんにちは。bibiです。
皆さんも、くつろいで横になっていたら猫ちゃんがお腹を踏んでスタスタと歩いていった。
足元にスリスリしてきた後、最後に後ろ足で何気に私の足を踏んでいった。
なんて言う経験ありませんか?
猫を飼っている人ならば、一度は猫ちゃんに踏まれたという事があるんではないでしょうか。
bibiも朝は主の上でゴロゴロしちゃうのにゃ!
朝一はなぜか超甘えん坊さんだよね。
実は猫は飼い主さんをわざと踏むことがあって、その行動には実は意味が隠されているんです!
この記事では、猫ちゃんが飼い主さんをわざと踏む6つの理由について解説をしていきます。
愛猫がなぜわざと踏んでいくのか、その理由が分かりますので、ぜひ最後までご覧ください。
猫が飼い主をわざと踏む6つの理由
それでは、1つずつ見ていきましょう!
不満を持っている
猫が何かに不満を持っている時に、長く大きな声で鳴いたり、じっと見つめたり、中には猫パンチなどで不満を訴える子もいます。
その他にも、飼い主さんをわざと踏んづけていくこともあります。
我が家のbibi猫さんも、普段はきちんと迂回をして目的地へ向かうのですが、心にモヤモヤがある時にはわざと丁寧にむぎゅっと踏んづけていきます。
その心のモヤモヤとはパウチのおいしいご飯、おやつをくれない、暇な時に構ってくれないからつまらないという理由が多いみたいです。
友人の猫ちゃんは、旅行から帰ってきて疲れて横になると、お腹の上に登り、その後飼い主の両目のくぼみにわざわざ前足を置いたりするそうです。
猫は不満やストレスを感じると、その不安や緊張を解消するためにそのような行動を取ったりするんですね!
そして、飼い主さんの上に乗ったり踏む行動は猫ちゃんが安心感や安定感を求める1つの手段です。
飼い主さんの体温や匂い、安心を与える空間に身を置くことで猫ちゃんは自らの不安やストレスを和らげようとします。
さらに猫が不満やストレスを抱えている場合、飼い主さんの注意を引くために取る行動があります。
猫ちゃんは自分のストレスや不安を飼い主さんに伝えるために、体の接触や声をあげることで飼い主さんの注意を引こうとするのです。
そのため猫ちゃんが飼い主さんの上に乗って踏む行動を取る場合も、飼い主さんに何らかのメッセージを伝えようとしている訳です。
『性格的にちょっとわがままで寂しがりや、プライドが高く、かまって欲しい時にも素直に甘えてこない』
そんな猫さんにこのような行動があるようです。
わざわざ飼い主さんが痛いと感じるところを踏むのは、猫が不満のメッセージを訴えていると思いますので、猫ちゃんが何に不満やストレスを抱えているのか注意を向けてあげると良いですね。
かまって欲しい
猫ちゃんはかまって欲しいと感じる時に飼い主さんを踏んでいく行動をとることがあります。
猫ちゃんに踏まれた経験のある友人の話では、寝ながら携帯を見てると必ずかまって欲しいのか頭や肩、背中を踏み、最後は彼女の髪で遊んだりします。
我が家のbibi猫さんも、私が寝っ転がって布団をかぶりテレビを見ていたら、足先から乗ってきて、ゆっくり顔まで進んで来ました。
そして、顔まで来たら顔をペロペロとひとしきり舐めて、そのうちどこかに行ってしまいました。
相手をして欲しいという要求を無視した時にこんな行動が多く見られます。
テレビを横になって見ていると踏んでいく、寝ている時も夜の運動会が始まると頭から足の方へ通過していく。
猫ちゃんを飼っている人なら、踏まれる理由はなんとなく分かっているのではないでしょうか。
猫は愛情表現やコミュニケーションの手段として身体的な接触を求める傾向があります。
特に飼い主さんが忙しい時や他のことに集中している時に、猫は自分の存在を飼い主さんに知らせるためにこんな行動を取ることがあるんですね。
パソコンやスマホを見てると、間に入って邪魔してくるのは、猫あるあるですよね!
見えないからどいてほしいけど、可愛いからなでなでタイムに急遽変更になっちゃいます!
そんな風に、飼い主さんの上に乗って踏むなどの行動を取ることで自分の存在を強調し、飼い主さんの注意を引こうとしているのです。
猫がかまって欲しい時に飼い主さんを踏んでいく行動は、猫ちゃんが飼い主さんとの愛情やコミュニケーションを深めたいと願っていることを示すものです。
猫ちゃんがそのような行動をしたら少しの時間でも相手にしてあげると良いですね。
近道をしたいから
飼い主さんがいる場所がちょうど通り道なのか近道なのか、猫が飼い主さんを踏んで歩いていったという話もよく聞きます。
うちのbibi猫さんも、油断して寝っ転がっている時に限って、お腹の上を踏んで行ったりして。
思わず「うっ!」ってなっちゃいます!
実は猫は本能的に自分の動線を最短距離で通ることを好む動物です。
その理由としては、猫は自然界ではエネルギーの節約と効率的な移動がとても大事な事だったからです。
猫は移動にかかるエネルギーを最小限に抑えることで、敵から逃げたり獲物を捕まえる時に必要とされる活動力を維持するのに役立つと本能的に擦り込まれているのです。
また、猫は警戒心が強いため、安全を確保することを重要視します。
最短距離を通ることで猫は安全な場所に早く到達し、潜在的な危険を回避することができます。
ちなみに自分の領域を守るためにも最短距離を通る傾向があります。
その領域を効果的に警戒するために最短距離を通ろうとするのです。
そのため、猫ちゃんが飼い主さんの寝転がっている場所を通る必要がある場合、猫ちゃんはその場所を避けずに踏んでいくことがあります。
また、欲求の優先度にも関係があって、例えば猫ちゃんがトイレや餌に急いでいる場合、その優先度は寝転がっている飼い主さんの存在よりも高くなります。
そのため、猫ちゃんは飼い主さんの上を踏んででも目的地に行こうとします。
猫ちゃんが近道をしたいために飼い主さんが寝転がっている場所を踏んでいく行動は、猫の本能的な行動や欲求、そして目的地の優先度が関係しているんですね。
猫ちゃんが自分を踏んづけて行った時は、こちらが猫ちゃんの邪魔をしていてごめんなさいという事になります!
bibiの通り道に主が寝てるから
いけないのにゃ!
上手によける時もあるけどね。
猫は自分の欲求や目的を優先し、そのために必要な行動を取る動物だということを理解してあげないといけないのです。
飼い主さんに自分の存在を意識してもらうため
特に要求はないけれど、飼い主さんに意識してもらうために踏む猫もいます。
踏むことで自分はここにいるとアピールしているんですね!
猫ちゃんは飼い主さんの注意を引きたい時に、身体的な接触や音を使ってコミュニケーションを取ることがよくあります。
踏むことは飼い主さんの注意を集める効果的な手段の1つです。
猫が飼い主さんの足を軽く踏んだり、ふんわりと乗ったりすることで自分の存在を飼い主さんに伝え、注意を引こうとするのです。
私もたまに足を踏まれます。
知らん顔してるけど、わざとだよね?って感じだったり、
朝方、甘えて私の上に乗ってきた時も、枕元に体をぴったりとくっつけて座ったり。
それは、可愛くて幸せな時間です。
猫はクールな動物だというイメージが強いかもしれませんが、スキンシップが不足すると寂しくなってしまうんですね。
そんな時はぜひ一緒に遊ぶ時間を取ってあげましょう‼
子供や同居猫がいる環境でもしばしば踏む行動が見られます。
自分と遊んで欲しいのに、他の猫や子供ばかり構っている、無意識に愛情が偏ってしまっていたというような環境なのであれば、猫ちゃんとの関係を今一度見直してみてくださいね。
愛情表現
猫ちゃんは愛情表現の一環として飼い主さんを踏むことがあります。
飼い主さんの近くに寄ることや飼い主さんの上に乗ることなど、身体的な接触を通じて愛情や安心感を表現します。
踏む行動もその1つであり、飼い主さんに近づき彼らとの親密さを強くしようとする猫ちゃんの愛情表現です。
これは猫ちゃんが生まれて育つ環境に深い関連があります。
猫は大抵4匹から8匹くらい一度に生まれます。
母猫は子猫に授乳を始め、子猫を保護し安全な場所を提供します。
通常は母猫は子猫を隠れる場所や温かい場所に運んで外部の脅威から守ります。
このように猫は体を密着することで安心することを覚えてきました。
飼い主さんの上に乗ることや踏む行動をすることで飼い主さんの匂いや温度を感じ、猫ちゃんは安心してリラックスすることができ、愛情や幸福感を感じることができるのです。
猫ちゃんにとって相手を踏むことは愛情表現やスキンシップの一環でポジティブな行動の証しであり、母猫のように慕っている相手やもっと親密になりたい相手に対して踏むという行動をするのです。
ニオイを付けようとして結果踏んでしまう
マーキングしようとしてうっかり飼い主さんの足を踏んでしまったということもあります。
猫は元々気さくに自分の匂いをつけて縄張りを主張する習性があります。
そのようにして他の猫が入って来ないようにするのと同時にテリトリー内を落ち着ける場所にしようとします。
これは飼い主さんに対しても行います。
特に外出から帰ってきた時、お風呂から上がってきた時に猫にとっては他の匂いがついていて嫌なので、マーキングによって自分の匂いにするわけです。
飼い主を踏み台にする猫の心理
bibi猫さんはあまりないのですが、高い所に登るために飼い主さんの肩や背中を使う猫ちゃんもいます。
猫は自分の領域を広げたいという本能を持っています。
高い場所に登ることで猫は自分の領域を拡張し、より広い範囲を支配することができると感じます。
飼い主さんの肩や背中を使って高い場所に登ることで猫は自分の領域を拡張しようとするのです。
また高い場所から飼い主さんのお腹や背中に飛び降りるのは、本能的に飼い主さんの柔らかいところに降りれば安全だと思っているのが大きな理由です
だからお腹あたり、溝落ちあたりを的確に狙ってくるわけです。
息が止まるんじゃないかと思うほど苦しいですよね!
この場合の対策方法は、猫にその行動をやめさせるのではなく、高いところがある場所の近くでは寝ないようにするのが1番の方法です。
猫が高い場所に登るのは、周囲を見渡すことで自身の安全を確保しようとする猫の本能から来るものなので、それを阻止してしまうと別の問題行動を引き起こすことにつながります。
よく、猫ちゃんからダイビングを食らっていた友人も、着地しづらい場所に寝場所を変えたらしなくなったと言っていました。
特に上下運動が大好きな若い猫がよくやる行動なので、猫の動線には横にならないよう気をつけてください。
飼い主さんが寝ている時に猫が顔を踏む理由
私は寝てる時に何度か顔を踏まれた事があります。
痛くて、びっくりして目が覚めちゃいました!
猫ちゃんが飼い主さんの顔を踏む行動はいくつかの理由があります。
・体温調節のために温かい場所を好むため
布団の中に入ろうとして移動をした際に結果飼い主さんの顔を踏んでしまった。
・顔や頭部で寝ることで、自分の安全を感じることができ、安心して眠ることができる
そこで寝たいと猫が思った時に移動してきた場合に踏んでしまった。
・ご飯コールと認識してしまった
初めは偶然でも顔を踏んだら飼い主が起きたという経験を猫はしっかりと覚えていて、要求の際に顔を踏むようになった。
飼い主さんから見れば顔を踏んづけるなんてと怒りたくなりますが、猫は子供の時に母猫の体の上に乗ってスキンシップをするという行動があります。
子猫が母猫の体の上に乗ることで母子間の絆が強化されます。
母猫は子猫を自分の体の上に受け入れ、体温や匂いを通じて子猫との親密な接触を築き、この親密な接触は母猫と子猫の絆を深め、安心感を与えることができます。
そのような経験をして猫ちゃんは育ってきたので、悪気はないのです。
飼い主さんにとってはちょっと迷惑なことかもしれませんが、顔や体に猫ちゃんが乗るという行為は母猫とのスキンシップの名残りなので、少し多めに見てあげましょう。
猫が飼い主をわざと踏む理由まとめ
猫ちゃんが飼い主さんを踏むのは様々な理由がありました。
一見すると嫌がらせをしているようにも思えますが、そもそも信頼していない相手を踏むことはありません。
甘えたい、一緒に遊びたいなど、基本的にはポジティブな気持ちであることがほとんどです。
子供が親に「ねえねえ」と肩を叩くように、飼い主さんに呼びかけているというわけですね。
そんな猫ちゃんの心理がわかると、愛おしさが倍増しちゃいますね!
猫ちゃんはあなたを母猫のように信頼し、慕っているのです。
やはり、かけがえのない大事な家族ですね。
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